今月の釈迦説法
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今月の釈迦説法

釈迦が菩提樹の下で悟り、説いた教えとは中道(ちゅうどう)、縁起(えんぎ)、四聖諦(ししょうたい)、八正道(はっしょうどう) の四つの真理から成り立っています。
これらの修行を積むことによって煩悩をなくし、結果として苦を克服することができるとされています。

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2014年10月

「ごえん」 わたしのいのちを支えているものです。

私たちは食前に何も意識せずに「いただきます」という言葉を発します。

しかし、近ごろは「いただきます」、「ごちそうさま」の一声さえ出さなくなっていると嘆く声も聞かれます。

浄土真宗本願寺派は2009年11月に新しい「食前のことば」を定めました。


【食前のことば】

●多くのいのちと、みなさまのおかげにより、このごちそうをめぐまれました。
○深くご恩を喜び、ありがたくいただきます。

【食後のことば】

●尊いおめぐみをおいしくいただき、ますます御恩報謝につとめます。
○おかげで、ごちそうさまでした。


この【食前のことば】の「多くのいのち」という表現には、多くの動植物のいのちをいただかなければ生きていけない私たちのあり方への「慚愧」(ざんぎ)の思いが込められています。

また「みなさまのおかげ」という表現には、食事に携わる人々のご苦労に対する「感謝」の想いが込められています。

【食前のことば】は、食事が空腹を満たすだけではなく、食事というめぐみを通して、私たちのいのちを支えているものへの「ご縁」を知らせていただく機縁となるでしょう。

このように多くのいのちによってめぐまれた私の人生ですから、ご報謝させていただく決意が生まれます。

それが【食後のことば】です。

もちろん、食事だけではありません。

普段、私たちは何気なく生活していますが、その一つひとつを「ご縁」というまなざしから見れば、そこに多くの「おかげ」「ご恩」があり、私のいのちが支えられていることが見えてきます。

「ご縁」を見る習慣が身につくと、何も思わずにご飯を食べることができなくなるかもしれませんね。

 

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