今月の釈迦説法
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今月の釈迦説法

釈迦が菩提樹の下で悟り、説いた教えとは中道(ちゅうどう)、縁起(えんぎ)、四聖諦(ししょうたい)、八正道(はっしょうどう) の四つの真理から成り立っています。
これらの修行を積むことによって煩悩をなくし、結果として苦を克服することができるとされています。

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2015年5月

仏教は元気な人間には不要か

『仏教のこころをつかみとる』


  色は匂えど散りぬるを
  我が世誰ぞ常ならむ
  有為の奥山今日越えて
  浅き夢みじ酔いもせず

有名ないろは歌です。

  諸行無常(私たちの世界のすべてのものは移りかわります)

  諸法無我(ですから永久不変のものはひとつもありません)

  涅槃寂静(ただ仏の国だけが静寂であり、安楽であって、永久不変です)

という原理にもとづいてつくられました。これは、仏教のハタジルシともいうべき

特徴です。

諸行無常、諸法無我の道理は、

 1、あなたの命にも限界がありますよ

 2、日一日とすぎてゆく人生、きょうという日は二度ときませんよ

 3、この人生には、残念ながら、「これこそは」という確実にたよれるものは

   ひとつもありませんよ

ということを教えているのです。

涅槃寂静という道理は、

 1、仏の世界に生まれたら、限りない命にめぐまれます。

 2、仏の教えこそ、私たちが完全にたよりきることのできるものです。

ということを教えています。

仏教はむづかしいという先入感にとらわれています。仏教は元気な人間には必要のないものと思いこんでいます。

仏教が、なにを私たちに語ろうとしているのか、そのこころをつかみとることが大切です。

管(ふえ)を伝えて曲を習わず

といいます。

立派な先祖伝来の楽器をもっていても曲を演奏することを習わなかった、楽器の意味がありません。

仏教はむつかしい、元気な人間には不要だ、という先入観念にこり固まって、仏教のこころをつかみとることに気づかなかったら、曲を演奏しない楽器と同じことになります。

せっかくのすばらしい仏教の教えを、あなたの手で殺してしまうことになります。

釈尊は、人生の充実のために、自らの人生を理解し、掘り下げてゆかれたのでした。

そして自らの体験を語られたのが仏教です。

そのなかから、あなたがなにをつかみとって人生の糧とするか、あなたの姿勢ひとつにかかっています。

 

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