今月の釈迦説法
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今月の釈迦説法

釈迦が菩提樹の下で悟り、説いた教えとは中道(ちゅうどう)、縁起(えんぎ)、四聖諦(ししょうたい)、八正道(はっしょうどう) の四つの真理から成り立っています。
これらの修行を積むことによって煩悩をなくし、結果として苦を克服することができるとされています。

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2015年6月

仏教はあなたの標識

『今、第一にすべきことは』

一人の男が森の中を歩いていました。どこからか、毒矢が飛んできて男の体につきささりました。

若しも、その時、男はすぐに矢をぬかないで、この矢は、どっちの方向から飛んできたか、矢を射た人は、背が高いか低いか、肌の色は白いか黒いか、弓はどんな形か、矢は木でできているのか、それとも竹でできているのか、矢じりにぬってある毒は、どういう種類の毒か。

などとせんさくしていたら、そのうちに体中に毒がまわって死んでしまいます。

毒矢がからだにささったら、すぐにぬきとらねば自滅します。それと同じように、私たちも、人生になにが第一かを考えねばなりません。

肝心なことしないで、どうでもよいことに、一生懸命になっています。

これは『箭喩経』(せんゆきょう)のお話です。

木の枝に烏がとまって、四方を眺めていました。前方の川で鵜が魚をとっています。

実に楽しそうです。さっそく鵜のまねをして、川にもぐろうとしましたが溺れて死んでしまったそうです。自分のすべきことをしないで、人まねをしても失敗します。

あなたには、あなたのなすべきことがあります。人間ひとりひとり、それぞれの役割をもって生きているのです。

今、自分のすべきことはなにか?よく確かめて、それを着実に為しとげていくことが大切です。

世事に追いかけられ、人の言葉に左右されて、自分を見失ってはいませんか?

『法句教』に、

 若し人のいのち百歳なるも

 大道の義を知らずんば

 仏法の要を学推する

 生の一日なるにもしかず

と教えています。

 たとえ百歳まで生きても

 仏教を学ばずに終わったら

 仏教を学んで

 一日生きた人の方が

 ずっとすぐれている

という意味です。

今、あなたが第一にすべきこと、それはこの人生を生きてゆく確かな標識をもつことです。

その標識こそ仏教です。

仏教は、あなたが道に迷わないように、進むべき方角をはっきり指示してくれるのです。

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