今月の釈迦説法
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今月の釈迦説法

釈迦が菩提樹の下で悟り、説いた教えとは中道(ちゅうどう)、縁起(えんぎ)、四聖諦(ししょうたい)、八正道(はっしょうどう) の四つの真理から成り立っています。
これらの修行を積むことによって煩悩をなくし、結果として苦を克服することができるとされています。

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2015年7月

仏教の第一歩

『感謝の人生か、不平の人生か』

二人の青年が山へ登りました。やっと頂上にたどりつきました。

のどがかわいてからからです。あいにく水筒は空っぽでした。

ところが都合よく、一人の男が岩に腰かけて水筒の水を飲んでいました。

二人の青年は、その男に、水を少しいただきたいとたのみました。

男はこころよく二人に紙コップを渡して、水を半分づつ入れてくれました。

一人の青年は、

「ありがとう、おかげでたすかりました」

とおいしそうに飲みました。

もう一人の青年は、

「なんだ、半分か」

と、ぶつぶつ不平をいいながら、不足そうに水を飲みました。

コップ半分の水を、よろこんでおいしく飲む人と、不足に思ってまずく飲む人、一人は感謝の人生を歩み、一人は不平の人生を歩むことでしょう。

大和郡山市に住む一女性が、


  自分という名の鎖であまりに心をしばりすぎるから

  人はかえって自分自身が見えなくなるのでしょうか

  持っているのに不満を抱き

  持っていないことに不平を抱き

  やがてうらむ気持ちが頭をもたげてくる


とうたっています。

自分という名にとらわれている私、自分以外のことには目がとどかないようです。自分さえよかったらと、自分のことだけを考えている、そして思うようにならないと、不平不満を抱き、あげくのはては、自分の不始末をたなにあげて他人をうらむ・・・・・。

他人をうらむ前に、自分を見つめる心がけがほしいものです。

看脚下、脚下照顧といいます。

自分の足もとを見よという意味です。

自分を見つめよということです。


  夜もすがら仏の道を求むれば

    わが心にぞたずね入りぬる


仏の道とはなにか、ひたすら学び求めたら、結局自分をみつめること、

わが心をみつめることであったのです。

自らをみつめる、これが仏教の第一歩です。

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