今月の釈迦説法
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今月の釈迦説法

釈迦が菩提樹の下で悟り、説いた教えとは中道(ちゅうどう)、縁起(えんぎ)、四聖諦(ししょうたい)、八正道(はっしょうどう) の四つの真理から成り立っています。
これらの修行を積むことによって煩悩をなくし、結果として苦を克服することができるとされています。

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2015年11月

信心で病気がなおるか

「仏教は病気についてどう考えているか」

小山乙若先生の本を読んでいましたら、「病気になりまして、天理教に入りました、
どうもご利益がないのでお大師さまを拝みました、それも効き目がありません
ので金光教にも入りました、キリスト教の教えも聞きましたし霊友会も入りました、

今は観音さまを祀って拝んでいますが病気は一向によくなりません。こうなりますと
神も仏もあるもんかと疑われてきますが、どうしたものでしょうか」というある病人
の質問を受けられたというのです。

その時先生は病人の気持ちを察しながらも「病気の時は医者にかかる、そしてすなお
に養生する、それでなおる病気は治るでしょう。それで治らないとすれば、しずかに
この病気をうけてゆく、ヤケをおこさず忍んで悩みぬく、そうしたことを教えて下さ
るのが正しい仏さまであり、神さまなのです。

そして私たちは人間の完全さを一つの希望としておいて、むしろ不完全さを出発点と
して人生をおもわせていただくことが大切なようです」と話し、仏の救いということ
を述べられたようであります。

いかがでしょうか、人間は老病死は嫌ですから今日は元気であっても、ちょっと重い
病気になると、もう自分は死ぬのではないかと不安になります。昔から身は四百四病の
病いの器とあることはみんな知っておられるでしょう。

仏法をききますと病気には、

一、放っておいても治るもの。

一、放っておいては治らないが養生し安静にしてると治るもの。

一、養生や安静だけでは治らない、薬や手術の手当てをうけなければ治らないもの。

一、死にいたる病(祈っても薬の手当てでも治らない)

この四つの分類があるよと教わります。ですから病気の時には病院で先生にみていただき、
養生し、生と死を正視しつつ尊い生命のお育てをいただくひとつのご縁であると受けとらせて
いただきましょう。苦しい涙にも大きなお育てをいただくことです。

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