今月の釈迦説法
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今月の釈迦説法

釈迦が菩提樹の下で悟り、説いた教えとは中道(ちゅうどう)、縁起(えんぎ)、四聖諦(ししょうたい)、八正道(はっしょうどう) の四つの真理から成り立っています。
これらの修行を積むことによって煩悩をなくし、結果として苦を克服することができるとされています。

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2016年1月

大安心

癒しというものは、一定の時間だけは癒しの効果がありますが、しばらくするとまた

不安になります。そうすると、もっと強烈な癒しが必要になります。ある意味でそれは

麻薬的なものなんです。

 

仏教が与えてくれるのは、癒しではなく『安心』です。真実の安心です。殺伐とした

世に生きる私たちが安心を得る為には、仏教の教えから安心を得る事が大事です。

 

仏教を開かれた釈尊は、この現実世界を「苦」であるとみきわめ、それを乗り越える

道を示されました。私たちは日々多忙な生活を送る中で、「人は、生まれ、やがて

老い病み、そして死ぬ」という事実に気づくことなく時を過ごしてゆきます。

 

けれども、ひとたび病や死によって、その厳然たる事実を目の前にするとき、

不意に、今まで日常性の中に埋没していた自己に出会うとともに、不安と驚きの中で

自己の現実に迷い、ただいたずらに苦しまざるを得ません。

 

釈尊は「世の常の人びとは、避けがたいことにつき当たり、いたずらに苦しみ悩むので

あるが、仏の教えを受けた人は、避けがたいことを避けがたいと知るから、このような愚かな

悩みをいだくことはない」と説かれました。

 

老病死の現実に直面し苦悩する人すべてに対し、仏教本来の教えが正しく伝わり、真の

心の安らぎが恵まれることを切に願うばかりです。

 

老病死といういわば釈尊の教えの出発点に立つことによって、み教えにふれる一人ひとりの

心の眼が開かれ、真の安らぎが与えられることを願ってやみません。

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