今月の釈迦説法
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今月の釈迦説法

釈迦が菩提樹の下で悟り、説いた教えとは中道(ちゅうどう)、縁起(えんぎ)、四聖諦(ししょうたい)、八正道(はっしょうどう) の四つの真理から成り立っています。
これらの修行を積むことによって煩悩をなくし、結果として苦を克服することができるとされています。

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2017年1月

阿弥陀さまとお釈迦さま

仏になる道は、すでにあった

 

あるとき、このような質問を受けたことがあります。
「仏教には、お釈迦さまとか阿弥陀とか、また死んだら仏になるなどといって、仏さまがた
くさんありすぎて、よくわからないのですがどういうことなのでしょうか」と。
特に、阿弥陀さまと、お釈迦さまの関係が分からないと言われる方がよくあります。
お釈迦さまは、歴史上の人物で、教科書にも出てきますし、仏教の創始者と理解されている
方が多いと思います。それでは、阿弥陀さまは・・・・。
そこのところを、少し明らかにしてみましょう。
お釈迦さまは、人々の為に、仏教のみ教えを説かれた最初の人であることは事実であります。
仏教のみ教えは、お釈迦さまにより、はじめて、私たちに分かり易く示されたのであります。
お釈迦さまは、縁起(えんぎ)の道理を明らかにされました。
また私たちの心の内面を明らかにされ、迷いの原因を説き示してくださり、そして、悟りへ
の道、すなわち仏になる道を明らかにしてくださいました。
また、お釈迦さまは、その仏になる道は、すでにあった道で、それを歩んだかたが、すでに
おられることも明らかにされました。すなわち、仏になる道は、お釈迦さまが発明し、作り
上げたものではないということを明らかにされているのです。
その道をすでに歩まれたかたのひとりが、阿弥陀さまなのです。『仏説無量寿経』には、
お釈迦さまが、阿弥陀さまのことをお話しくださった時のことが具体的に書かれております。
あるとき、お釈迦さまのお顔が、美しく光輝いていたのだそうであります。それをお弟子た
ちがいぶかしく思い、阿難尊者が代表してその訳をお釈迦さまに問い質されました。すると、
お釈迦さまが、「そうか、私のよろこびがお前たちにもわかるか。いまこれから、みなに、
阿弥陀さまという、素晴らしい徳をもつ仏さまのお話をしようと考えていたところなのだ」
とお答えになり、阿弥陀さまについて、その修行時代から仏に成られるまで懇切丁寧に説き
示されたのです。
これで明らかなように。阿弥陀さまは、お釈迦さまよりずっと前に仏になられたかたで、
また、お釈迦さまによってはじめて、私たちが具体的に知ることのできた仏さまなのです。
そして、その功徳は、まさに、今を生きる私たちのために働きつづけてくださる仏さまだ
ったのです。

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