今月の釈迦説法
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今月の釈迦説法

釈迦が菩提樹の下で悟り、説いた教えとは中道(ちゅうどう)、縁起(えんぎ)、四聖諦(ししょうたい)、八正道(はっしょうどう) の四つの真理から成り立っています。
これらの修行を積むことによって煩悩をなくし、結果として苦を克服することができるとされています。

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2017年10月

如来さまの願い

四十八願の中の根本の願とは

 

「何を願っているかで、その人の価値(ねうち)がきまる」と、お釈迦さまはおっしゃったそう

です。「一切経」五〇四八巻といわれ、その中で聖人さまが、真実の経であると大切に頂かれた

のが、『大無量寿経』上下二巻です。ことに「大無量寿経というは四十八願を説きたまへる経な

り」とお示しになり、阿弥陀仏さまの心髄が、四十八願にあらわされていると、銘文(めい

もん)というご本に教えられています。その四十八願の中でも根本は第十八願で、第十八願は信

心一つで必ず救うという、如来さまの切なる願いです。浄土真宗の御門徒の中で、如来さまは信

心一つで必ず救うとおっしゃるのに、反対に信心一つに苦しんでいらっしゃる人があります。

それは如来さまのお願いを誤解していらっしゃるので、信心と自動車の運転免許証とを、同じよ

うに思っていらっしゃるのではないでしょうか。免許証はあなたがしっかり持っていらっしゃら

なければならないもので、それは自動車を運転する資格であり、条件でもあります。もしも信心

をば、如来さまに救っていただくための条件や資格であると思い、自分がしっかり頂かねばなら

ぬ、持っていなければならぬとお考えなら、それは自力の信心であります。第十八願は、無資

格、無条件で必ず救うことを信じてくれよとの、如来さまの涙の願いであります。それ故にそれ

は超世(ちょうせ)の悲願とも呼ばれるのです。自分が生きるためには平気で他の命をうばい、

良からぬ事をも思わねばならぬ私を、「そのままこい」と仰せ下さるのです。出来の悪い子を持

つ親は、この子が一生涯難儀しないようにと心をくだくのであります。

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