今月の釈迦説法
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今月の釈迦説法

釈迦が菩提樹の下で悟り、説いた教えとは中道(ちゅうどう)、縁起(えんぎ)、四聖諦(ししょうたい)、八正道(はっしょうどう) の四つの真理から成り立っています。
これらの修行を積むことによって煩悩をなくし、結果として苦を克服することができるとされています。

概要写真

2018年5月

お浄土はどんなところ?

お浄土のお飾りをするところがお仏壇

 

阿弥陀仏のお浄土とは、どのような所なのでしょうか。お経の中には、お浄土についていろいろ

と書かれております。その中でも、一番私たちが耳にする機会が多いのが、『仏説阿弥陀経』で

す。その中のお浄土について書かれている一部を読んでみましょう。「又舎利弗。極楽国土。有

七宝池。八功徳水。充満基中。池底純似。金沙布地。四辺階道。金銀瑠璃。玻璃合成。上有楼閣。

亦似金銀瑠璃。玻璃硨磲。赤珠瑪瑙。而嚴飾之。池中蓮華。大如車輪。青色青光。黄色黄光。赤

色赤光。白色白光。微妙香潔。舎利弗。極楽国土。成就如是。功徳荘厳」このように呼んでしま

うと、何だかよくわからないかもしれません。ここに書かれいることは、お釈迦さまが、お弟子

の舎利弗に、お浄土の様子を説かれている一部分なのです。「舎利弗よ、お浄土には、七宝の池

がある。その中には、あらゆるわずらいを除く、八つの功徳を持つ水が、満々とたたえられてい

るのだよ」「その池の周りの道は、金や銀や瑠璃や玻璃をもって合成されている」「そして、そ

の池の上には、楼閣がそびえており、やはり金や銀や瑠璃などの宝石で飾られている。そして、

池の中には、車輪のように大きな蓮の花が咲いており、青や黄色や赤や白のそれぞれの光がそれ

ぞれに輝いていて、その香りは、微妙で清らかでたとえようもない」このように書かれているの

ですが、お経の中には、お浄土の様子があらゆる表現で示されています。そのお経のご文を味わ

っていますと、お釈迦さまは、私たちにお浄土の素晴らしさを説き示すために、この世のあらゆ

る素晴らしいとされているもので表現してくださっている事がよくわかります。したがって、そ

の捉え方によっては、夢物語だとして簡単に拒絶された方もあるかもしれません。親鸞聖人は、

「お浄土の荘厳は、ただ仏と仏との間でのみしろしめすことで、その素晴らしさは、虚空の如く

であり、その大きさは、際限のないもので、私たち凡人には、量り知ることができないのである」

とおっしゃっておられます。すなわち、私たちの想像を越えた理想の世界と言うことができます。

私たちは、お仏壇にお荘厳をいたします。すなわち、仏さまに対し、私たちの心をこめて、お浄

土のお飾りする場がお仏壇なのです。また、お仏壇は、お浄土を鏡として、自らをふりかえる場

でもあるのです。

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