今月の釈迦説法
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今月の釈迦説法

釈迦が菩提樹の下で悟り、説いた教えとは中道(ちゅうどう)、縁起(えんぎ)、四聖諦(ししょうたい)、八正道(はっしょうどう) の四つの真理から成り立っています。
これらの修行を積むことによって煩悩をなくし、結果として苦を克服することができるとされています。

概要写真

2021年12月

初心をいつまでも

お寺の前に『初心』をお忘れの方がおられます。

お心あたりの方はぜひ、お寺にお参り下さい。

(お寺の前に車の初心者マークが落ちていたそうです)

福岡 永明寺

 

掲示板に自動車の「初心者マーク」が一緒に掲げられています。要は、お寺の前にこれが落ちて

いました、というお知らせなのですが、それを他の人のこころにも響くようにしているところが

一味違います。みなさんも自分の「初心」をどこかに落としてはいませんか?

初心という言葉を初めて使ったのは世阿弥といわれています。『花鏡』(かきょう)という伝書

に「初心忘るべからず」と書き残しました。それも三度繰り返す形で。曰く「是非の」「時々

の」「老後の」と。これはつまり、「若いとき」「人生の時々」「老後において」、人生にはい

くつもの初心があるということです。この言葉を忘れず、どんなに齢を重ねても常に初心を持っ

ていたいものです。

 

補足

今年も残すところわずかとなりました。この釈迦説法をお読みになられる方にとりまして、本年

も誠にありがとうございました。来年もよろしくお願い申し上げます。

今月の「初心」ということですが、このコロナ禍においてこの「初心」という言葉ほどぴったり

の言葉はないと感じます。令和2年3月頃に戦後初の緊急事態宣言がなされました。

1度目の宣言後は、誰もが初めてのこともあり、その効果が目に見えて感じ取れました。繁華街か

らは人気が消え飲食店も閑散とし、人が集まることもなくただただ緊張の連続の日々でした。

その成果もあり、1回目の宣言後は一気に感染者数が減りました。しかしながら、私たちも気が緩

みコロナ慣れをしてしまい、マスクをしているから大丈夫、自分だけは大丈夫、少しの時間だか

ら大丈夫、と根拠もない安心感からか、街に人が戻りそれに伴い感染者の数も増え、2回目3回目

と緊急事態宣言がなされましたが、その効果は全く無かったように感じました。

ウイルス感染症というのは、ウイルス自体が広まっているのではなく、人から人へ介して広まっ

ていくものです。ウイルスよりも、「無関心が最大の敵」とまでいわれました。これ以上宣言が

施行されても恐らく効果はないでしょうね。ここで、「初心」という言葉です。一回目の宣言を

思い出してみましょう。一人一人が行動を自粛し気をつける事で感染は広まらないことでしょ

う。それこそ「初心」を思い出してくださいね!

話題は変わりますが、今年の世相を表す漢字は、昨年は「密」でしたが、今年は何になるのでし

ょう。昨年から引き続き今年も変異を繰り返してのコロナ禍の年でした。今現在もこの「変異」

に振り回されています。よって今年の漢字は、『変』です‼(言い切りました)

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